@unao コウが差し出したのは、極太のスニッカーズだった。
先端からヌガーがどろりと溢れ出し、甘美な香りを放つ。
@Rudbec コミケ出店できそうな文章力でち
@unao 「びゅっ♡びゅーっ♡びゅはは♡」
優しく歯を突き立てた瞬間、スニッカーズのワレメからヌガーが迸り、ろーの顔を汚した。
「わぷっ・・うぐっ・・」
ろーは頭が真っ白になった。おかしい、これはただのスニッカーズのはずだ。なぜ粘度の高いヌガーがこんなにも・・・
「これはただのスニッカーズじゃないんだ。中に特製のバターをたっぷり閉じ込めてあってね。かの国では”揚げスニッカーズ"なる料理があるそうじゃないか?それをちょっと真似してみたのさ」
ぴくぴくっ・・・!ぴゅくっ・・とぷぷ・・びゅっ・・・!
一体スニッカーズのどこにこんな量のバターを閉じ込めていたのか・・
いつのまにか自らの隣に立ち、紅潮した顔でスニッカーズを睨みつけるアプリコットに声をかけることすら、ろーは忘れていた。
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