かえりたい
ぼく「っしゃっせー、っかがっすかー」
心の中ぼく「『そろそろどうなるのかしらー? わらひのこと、おそっちゃう? きゃーっ』
普段なら呆れるだけなのだが、今日は違った
『きゃあっ』
『いいだろう、キミを襲おう。後悔するんじゃないぞ?』
サフランを組み敷き服を一枚一枚脱がしていく
酔って赤くなった肌が見えていく程に興奮が沸き上がるのがわかった
『えきなせあがおおかみさんになっちゃ…あぁんっ』
はだけてふるりと揺れた胸の谷間、服で隠しやすい場所へとキスを落とす、分かりやすくエキナセアの“印”がついた
あぁーーどうやら、彼女のワインの匂いに自分も酔ってしまっているらしい」
ぼく「集中できないし帰っていいすかねもう」